[Top Page] - [What's NEW] - [Profile] - [PhotoAlbum]
[SCALE MODEL] - [Patch] - [Essay] - [BBS] - [Link]


スケールモデル 

F-4EJ (ハセガワ1/48)
航空自衛隊 第6航空団 第306飛行隊
1984年戦競出場機
 


306sqの’84年戦競出場機です。第2編隊の隊長機という位置づけの機体でしょうか。飛行隊長の乗る編隊長機の#347と対をなすこの#338もなかなかにカッコよく、とりわけインテイクベーンに描かれたパーソナルマークは個人的にはコッチの方が好みで、初めて雑誌で見た高校生の頃から、#347ともども、いつかは作りたい機体リストのトップ5に入る機体でございました。



そしてあれから幾星霜。自分もそろそろイイ歳になってきて、もう好きなモンを後回しにする事もなかろう、機は熟した。とゆーコトで気合入れて作りました。



キットはお約束のハセガワ1/48。今となっては可もなく不可もなく。感激するトコもなければケナす所もなし。ホント、ビミョーな位置づけのキットだと思う。
良く言えば手の入れ甲斐があるキット。悪く言えばノッペラボー。これで1/72だったら個人的には大いにアリだと思うのだけどね〜。
デカールは主にハセ限定キットの「8sqパンサーズ」のを流用。尾翼マークは元キット(定価1800円のアレ)のデカール。機番、日の丸、パーソナルマークは自作。


F-4はこのアングルがじつにカッコイイ。まーどっから見ても絵になる機体ではあるが。
ちなみに射出座席・内翼パイロンは社外レジンパーツ。キャノピー内側はプラ棒・プラ板・真鍮線で追加工作。



オナカの塗り分けは参考になる写真資料がとても少なく、特にスパローランチャーの塗り分けが不明瞭だったので、開き直って適当に塗りました。
いずれ新資料が出て(下面に限らず上面も)ハッキリ違うと確認できたら、また作ります。はい。


 実機を見たかったなぁ〜。あと3年ぐらい早く生まれていれば・・・。



ともあれ26年越しの目標は、コレでとりあえず達成できました。反省点はあるが出来には満足しております。
しかしそのうち、もっと上手に作れる自信がついたりしたらまた作る事もあるかも?あるいは決定版となる新製品でも出たら…ね。


(2011.01.23完成)


サイドコンソールはキットのまんま。面相筆でちょこちょこ描いてみました。

全体塗装。まずはスパローのランチャー部を塗装してマスキング。色はフツーの白。
脚庫は後で塗ることに。

スパローのランチャー部に一部ある赤い囲みは塗装で。赤を先に塗ってマスキング。
筆で塗った方が後々カンタンだったかも。

ヤッちゃいました。
♯347と同時進行で塗りを進めていたためか、尾翼のマスキングを逆に貼りすすめてしまいました。
稲妻の内側をマスキングしなきゃいけないのに・・・。

とゆーワケで貼りなおし。

胴体上面のマスキングテープに書いてある数値はエッチング定規の曲線のアレ。
いちおう側面から見て直線になるようにしてみた・・・つもり。

胴体後部下面の塗り分け位置は雑誌写真を参考にしつつ適当に。
ちなみに薄い方のグレーはクレオスの307番をそのまま使ってみましたが、ちょっと暗すぎかも。





ブルーグレーはクレオスの333番に「色の源」シアンを加え、さらに白を加えたもの。
うーん、ちょっと鮮やかすぎかなぁ。狙いどおりの色が出たとは言いにくいが、でもまーこんなモンかな、と。
なにしろ実機で見たことないし。

混色中の図。一応アレコレ混ぜてみたんスよ。
まだまだ極められないが、まー昔よりはコツみたいなのも分かってきてるのかな。
そう思いたい。

基本塗りをだいたい終えてスミ入れしたら、色もソコソコ落ち着いてきた。(※個人の感想です)
タービンラインも先に塗装で。

デカール貼ってるときにベントマスト折れました。中に補強の真鍮線を入れてなんとか再生・・・。



デカール貼り中。自分で作っといてアレだがカッコイイ。かなり楽しくデカール貼れました。
それにつけても作業スペース狭い。

フレーム内側はタミヤの三角断面プラ棒で工作。

キャノピーは開で固定する際に強度を確保するため、真鍮線で差し込めるようにしました。



そんなんで真鍮線を差し込めるようにコチラも加工。光硬化パテ&プラ板で。

内側パイロンとランチャーは、True detailsのレジンパーツを使用。
表面が荒れてたり、チト反り返ってたりするのもあったけど、まぁ値段を考えれば不満ナシ。
なんつったってキットのまんまより全然OK。

内側パイロンの塗り分けは、判別できる写真がほとんど無くてまいった。
正解かどうかワカランが、こんな風に見える、っていうそのままで。



ミサイルはAIM-9Pの実弾。当時のキャプティブ弾は前翼がなかったり塗りもイマイチ不明だったのねん。実弾ならたぶんコレでまちがいないだろう、と(たぶん)。塗りもカンタンだし。


キャノピーのバックミラー自作。長方形に切った薄いプラ版を何枚か重ねてフチを瞬着で軽く固定し、ヤスリで一度に整形。その後に、境目にカッターの刃を入れてバラします。

バラしたミラーに「ラピー」とかいう銀蒸着フィルムのテープを貼って切り抜き、裏にはプラ板の切れ端で作った支柱を接着。
エッチングパーツほど強度はないんですが、キャノピーの内側なのでそんなにチカラ加わる事もないし、フツーのプラ用接着剤でイケるので作業性がイイです。

ぼちぼち仕上げ。


完成〜♪


今回の参考資料。古いのばっかやね。

(2011・5・23)


Back<1/48 F-15J 201sq>

Next <1/48 F-4EJ 306sq#347>

Home