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スケールモデル 

F-4EJ (ハセガワ1/48)
航空自衛隊 第7航空団 第305飛行隊
 


我ながら意外ですが、自分としてはまだ3機目のヨンパチ空自ファントムです。
キットは定価が1800円の、ずーっと前のキット。デカールはすでに賞味期限切れと思われ、ストックのEJ改キットから持ってきました。

キット自体は部品数も少なく合いも良い。目が肥えてきた最近では相違点もボチボチ見受けられるが、プロポーションも充分合格点だと思う。
ただ・・・あるていど模型作りを覚えてしまった今日の目で見てしまうと、物足りなさを感じるのも事実。なんつっても発売されて軽く20年以上経ってるもんね。
ココはひとつRF-4みたいに、コクピットの計器パネルと内翼パイロンを新規パーツで追加してくれたら、それだけでもヒジョーにウレシイのだけど。
さらに欲を言えばスジ彫りの全面修正と風防のモールドも修正してくれたら、4500〜5000円ぐらいに値上げしてもアタシゃ納得しちゃうよ。
まぁ、まるっきりブランニューで再開発してくれれば最高ですけど、ムリだろうなぁ、と。タミヤも動く気配ないし。

ともあれ、現行のこのキットも悪いキットとは思いません。組み立てキットとしては良質だと思います。
これから飛行機プラモを始めてみようかという人などには最適ではないかと。

さて今回はEJ改ではなくフツーのEJにしたんですが、現在のF-15と同じ制空迷彩よりも、アタシゃこのガルグレイ&ホワイトの方が断然スキだったりします。
塗り分けもマスキングせずフリーハンドでラクだし(笑)。ちなみにガルグレイはMrカラーの特色まんま。下面の白はガイアカラーの白。
昨年はあんまし模型に触ってなかったんでだいぶカンが鈍っており、薄め加減が分からずチト苦労しました。(笑)

 

注意書きのデカールは写真を参考に貼りました。

インテイク内部は段差を修正したのが効いてるかな。ダクト再現にはホド遠いが手間対効果としては満足。
後席キャノピーがチト曲がってますね。接着してないので後で修正しときます。(笑)

コクピット内部はアイリスのパーツをアレしたのを仕込んだり、イスをクイックブーストのに換えたり、後席インパネもだいぶ手ェ加えたりして
自分としてはそうとうイジりました。キャノピーフレームもイジれたら最高でしたが時間切れ。それでもかなり満足しています。

後席インパネはキットのままよりだいぶ底上げしました。まぁパッと見の印象は良くなってんじゃないかと。
キャノピーのシール材の色は、ちょっと改善の余地アリかな。

ノズルもアイリスのパーツをアレしたのに置き換え。エグいほどの精密感。(笑)
色はMrメタルカラーのダークアイアンで。

機首上部のヨーストリーマー(ヒモみたいなヤツね)は省略しましたが、やっぱし追加した方がイイかな〜、と思う今日この頃。
風防の中央ガラス前にある黒い小さなポッチは、マスキングテープを切って黒に塗ったのを貼っただけ。
編隊灯は下に0.14mmのプラ板を貼り付け。

キャノピーのアクチュエーターは0.8mmのステンレスパイプに置き換え。
長さを調整しただけのステンレスパイプをブスッと刺しただけです。たぶん実機とは違う形状かと思いますが、まぁ雰囲気でね。

オナカ。まぁ取り立てて追加工作した訳でなし、一応参考まで。
置いちゃうと見えないトコだから、どうしても手抜きになりがち・・・。ホントはもっとドロドロに汚れてるんでしょうけどね。

あ、内翼パイロンはトゥルーディテールのパーツをアレしたヤツに置き換えました。ランチャーはキットのを切り取って使用。
初期の機体なので、チャフ・ディスペンサーはナシ。

ちょっとランチャーのモールドが貧弱ですかねェ。ミサイル付ければだいぶゴマカせたかと思うんですが、時間切れ。

今回は屋外にて撮影しました。やっぱ自然光だと撮りやすいです。

かくして、チョーひさびさに作ったヨンパチF-4です。やっぱしF-4、カッコイイです。
今回は原点のガルグレイでしたが、こんどは戦競機で行く予定です。乞う、ご期待!?

(2010.3.20)


2009/11/28
改ではないフツーのF-4EJなんですが、後席のインパネはRF-4Eのヤツを複製したのを使いました。
計器の配列などで相違点は多少あるんですが、ダマってればバレない(と思う)し、
コッチの方がモールドきれいなんですよね。ほんでパネルの裏側も写真のとおりゴチャゴチャといろいろ追加。
またパネルの位置を少し上へ持ち上げるべく、取り付ける位置にプラ材を貼ってカサ上げ。

操縦席の左右の壁んトコはAIRES(アイリス?アイレス?読み方わかりません)のパーツを
アレしたヤツを加工して貼り付け。インパネはキットのを使ったので、その位置にあわせて
写真にある赤線部をカット。それから裏側を180番ぐらいのペーパーかけまくって薄くしてます。

胴体のパーツと干渉するので赤線部をヤスリひとかけ。
しかしまだ確認してないけど、キャノピーとも干渉するかも?その時はまた何かします。

前席インパネはキットのパーツとAIRESのパーツを組み合わせたヤツ。
フード部を機体の線と合わせるため、少し実機とバランスが違ってますけど、ソコはまぁ
いつものアレってコトで。個人的には気に入ってます。今のところはね。(笑)

後席はこんなカンジ。ココは塗っただけ。

コクピットフロア。側面とかイジってたら前席のバルクヘッドが合わなくなったので取り付け位置を
修正。パネル部は塗っただけですけど、スロットルレバーがないのはやっぱモノ足りないですね。

古くて硬くなり始めていた手持ちのポリパテを早く使っちゃおうってんで、インテイクベーンの裏側を
埋めるのに使ったんですが、コレがああた、2日経っても硬化しないでブヨブヨだったんスよ。
こりゃダメだ。なので泣く泣く楊枝でカリカリと剥がしてるトコ。ああ、虚しい・・・。

こんどは、コレも早く使い切りたい光硬化パテ。塗たくった後に透明な板を載せて軽く押し付け
光に晒す。しかし厚塗りしすぎたか、思ったより上手く行きませんで、再度塗り重ね。
ここんトコは素直にプラ板を切り抜いて貼った方が早いかも・・・。あるいは何もしないか。

インテイクの奥は途中で終わって段差が目立つ。さりとてダクトを再現するほどのウデもなし。
とゆーワケで、ここはMA別冊のF-4ディテール本にあった作例を参考に、行き止まりはそのままで
段差をなくす(目立たなくする)のをやってみました。
パーツを仮組みして、セロテープを貼って、段になる部分を油性ペンでトレース。
で、ソレを基にプラ板を切り出し、こんなカンジに貼り付け。
段やスキマは光硬化パテで。いや別にフツーのパテでも何でもイイんですけど。
ちなみに胴体側にもスキマはできちゃってますが、ソッチはメンドクサそうなのでパス。


2009/12/3更新
胴体はめ合わせ。社外パーツの前席グレアシールドはランナーでつっかい棒。
後席のインパネは少しスキマあるけど、収まり具合はイイのでまんま続行。
機首のパチ玉オモリはは念のため。

インテイク内のピトー管が再現されていないので、1/72のキットを参照に自作。
取り付け位置も1/72を参考に。正確なのかどうか未確認ですが、まぁ誠意は見せておこうかと。(笑)
インテイク外側に、取り付け位置と思われる場所へマジックで印をつけて、

ソレを光にかざして透かしてみて、裏側の取り付け部をPカッターで彫りこみました。
塗装前にやった方がイイと思う。
ピトー管は0.2mm透明プラ板と0.6mm真鍮パイプで自作。カタチは1/72を参考にしつつ適当に。
ちなみに取り付けは後で。全体塗装のマスキングの際に取れちゃうと困るから。
この判断が正しいかどうかは・・・まぁ、あとで分かる事でしょう。(笑)

1/17更新
胴体貼り合わせ。写真のとおり、少し手ェ加えてます。

インテイク内はスキマできてますが・・・ソレが何か。

主翼下面パーツの仮組み。
スパローの溝がズレてる。悲しい。
段差は覚悟していたんだけど、あれー・・・ココはズレないと思ってたんだけどなぁ。
頑張って直します・・・次に作る時はね。はは。とりあえず今回はままよと続行しちゃいます。
てかココまできたら簡単に直せっこねえもん。アタクシのウデじゃ。えーん。

水平尾翼のパッチ。モデルアート別冊の図面から0.2mm透明プラ板に書き写して
カッターで切り抜き。

スジ彫りも図面を参考に彫りなおし。キットの凸スジとは結構ズレがある。
今まで気にした事なかったですけどね。ま、どうせ彫りなおすんなら。

3/20更新
主脚をちょいと加工。付け根を削り倒してできるだけ短くしました。
どーもハセガワのはキットのままだとケツが上がっているように見えるので・・・。
ちょっとした手間ですが、コレでグッと見栄えが良くなりました。
(※個人の感想であり効能を確約するものではありません(笑))

ま、クルマで言うところのローダウンと同じようなモンですかね。

で、だいぶハショって、白&ガルグレイの塗装の後、機首アンチグレアの塗装。
塗り分けはスジ彫りを境界線にすると少し違和感があったので、実機写真を参考に
ラインを決めました。
デカール貼り。キット付属の古いのはだいぶカピってて使えそうになかったので、
F-4EJ改のデカールを使用。ガルグレイの機体とはステンシルに相違点が見受けられたが、
まんま続行。それにしても貼るのに手間取りました。水に浮かべてから貼れるようになるまで
まー時間かかること。この当時のハセのデカールは賞味期限がエライ短いのが多いです。
それから機番は自作デカール。
あらかた貼り終えたところ。日の丸も自作デカール。尾翼の梅マークは48T-4の余りを流用。

翼端の編隊灯は自作デカール。ナゼかEJ改のデカールには入っていなかったので急遽つくったのだが、
コレが思いがけずイイのができました。コッチを見ちゃうとキット付属を使った胴体の編隊灯が真っ黄ッキで
なんか違和感が。これからは自作でいこっと。

風防の塗装。ソコソコ手間はかけましたが、なかなかイメージどおりには行きませんな。
コンバイニング・グラスの支持部が欠けてしまったので、0.2mm透明プラ板で自作。

ガラス部も0.2mm透明プラ板で。切り出しの形状はエデュアルドのエッチングパーツ製品を参考にしつつ適当に。

で、またまたハショってますが(写真撮ってないの)、もろもろ小物を付けていって完成〜!
ちなみにスミ入れはデカール貼ってつや消しクリアを吹いた後に施しました。
大きな失敗はありませんでしたが、やっぱデカール貼る前の方が良かったかも。

(2010・3・20)


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