[Top Page] - [What's NEW] - [Profile] - [PhotoAlbum]
[SCALE MODEL] - [Patch] - [Essay] - [BBS] - [Link]


スケールモデル その20

T-2後期型仕様 (ハセガワ1/48)
航空自衛隊 第4航空団第21飛行隊
 


 T-2#102は試作2号機XT-2として誕生し、各種試験や改修に供され、のちの後期型に順ずる仕様となった機体です。そして試験を終えた後は第4航空団に移され、学生教育に使われました。しかし機体塗装は4空団に移されてからもしばらくはXT-2時代の無塗装のまま運用されていたようです。
 で、今回のキットは、その無塗装の頃のT-2にしてみました。


・・・が、翼上下面の塗り分けがイマイチ分からない。白黒写真はソコソコ資料で出ているものの、カラー写真が少ないのね。
けどまぁ、とりあえず、写真に写ってるまんまの色を参考として進めてみました。


ちなみに参考にはならんと思いますが、自分の備忘録として書いておくと・・・

主な機体全面…スーパーステンレス(Mrカラー)
上面&側面のパネル等…スーパーステンレス+ブラス+焼鉄色少々(Mrカラー)
胴体日の丸の下のドア…スターブライトジュラルミン(ガイアカラー)
主脚扉&下面のパネル等…スーパーアイアン(Mrカラー)
脚&スピードブレーキ…普通のシルバー(Mrカラー)
前後縁フラップその他…ガルグレイ、並びにガルグレイ+エアクラフトグレイ(Mrカラー)

・・・といったところでしょうか。いやハッキリ言ってテキトーなんですけどね。


そんなワケなんで納得しきれていない所も多少あったりしますが・・・デカール貼ったとたん、許せる範囲に見えてきました。(笑)
あと各端にあるオレンジは、Mrカラーのオレンジと赤を混ぜたものです。機首下面のオレンジの塗り分けが、この無塗装機では尖っているのか、量産機同様に丸まっているのかが判然としなかったのですが、マスキングが楽な尖っている方にしてみました。・・・しかしコレで正解かどうか自信ナシ。丸まってるように見える写真もあるんですよね。
・・・でもま、結果的に前脚くっつけたらあんまし目立たなくなったから正解がドッチでも別にイイや。(笑)
それから水平尾翼の塗り分けも判然としないままイキオイでヤッちゃってますのでイイカゲン度70%ぐらいであることご了承ください。

 

で、あとはまぁ、いつもどおりにチョコチョコやって完成です。
しかし写真を撮るのに苦労しました。銀の機体って撮るの難しいです。光源の位置をちょっと変えるだけで露出がガラッと変わるし(考えてみればレフ板を直接撮ってる様なモンだもんね)、今回はBAELさんトコのに触発されてバックを黒にしてみたんですが、そしたらまー、さらに難しいコト。しかしもともと銀塗りの写真は再現度が弱いとゆーか、実物の見た目どおりにはなかなか写りませんね。
とゆーワケで灰色バックで少し撮り直しもしました。








うーん、やっぱ灰色バックの方が無難だったかな?それにしてもまー、このへんの判断は実機の写真を撮ってきた経験は役に立ちません。(笑)




・・・まぁ、そのうちコツも分かってくるのでしょう。プラモなら撮り直しもいつだって出来るワケだし。
てゆーかプラモの撮り方よりも、その前にプラモそのものをもっと上手く作れるように努力する方が先かな・・・アタクシのバヤイは。(笑)

ま、とりあえず少しずつでも上手になってる(気がする)から、今後もこの調子でダラダラ行くとしましょう。

リアリティとゆーより高級感がある。塗った自分が言うのもナンだがキレイなモンですわ。
最近のメタリック塗料はスゴイですね。まーそのぶん値段もアレですけど。
銀を塗ったあとにマスキングしてオレンジを塗装。銀がはがれないかとチト心配でしたけど、
とりあえず大丈夫でした。でもまーあんまりススメられる方法じゃないやね。
尾翼の4空団マークはマスキングして塗装。いまいちエッジのキレが悪かったかな。
キャノピーのロックピン。0.14mmのプラ板で自作。前後席用に計8枚。ちょっと大きい気も。
ちなみに加工がカンタンだからプラにしたんですけど、キャノピーを機体に着ける時に2枚折れました。(泣)
もはやゼロから作り直す気力もなく、折れたまんまで現在に至ります。
シート。シートベルトは肩部のハーネス追加のみ。腰部のベルトもあるはずですけど省略。
今回の参考資料。あとは自分で撮った写真ですね。

ともかく出来栄えはアレとしても、前から作ってみたかった機体でした。最近のメタリック塗料の具合を見ることもできたし満足満足です。


(2008・5・7)


Back<1/48 T-4 総飛50周年記念塗装機>

Next<1/72 F/A-18C VMFA-232>

Home