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スケールモデル その13

 F-15J(ハセガワ1/48)航空自衛隊 第6航空団 第306飛行隊
 航空自衛隊50周年記念塗装機

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 皆さまの予想に反することなく(?)306sqの赤イーグルです。
なにしろパッと見は、じつに強烈な配色で目立つ事この上ないが、さほどゴチャゴチャしていないので塗装が比較的ラクですね。・・・という甘い予測に基づいて取り組んだのでありますが、そんな風にナメてかかっていたらズルズルと時間が過ぎてしまい、完成に2ヶ月以上かかってしまいました。スミマセン。(←誰に謝ってるの?)


キットはハセガワの1/48。組み立てやすいし、プロポーションもなかなかよろしい。最高とは言わないが悪いキットでもないと思う。ただもう今となっては「このキットがあれば充分。他のF-15キットはいらないわ!」と思わせるほど魅力あるキットではなくなっているのも事実だと思う。さすがに古いよね〜。もう発売されてから20年ぐらい経つのではなかろうか。エッチングパーツ等が付くようになったといっても結果的に価格はしっかり上昇しているわけで、お買い得感もないし、限定仕様でしか手に入らない昨今では、ほぼ同じ価格帯で手に入るレベルF-15Eのクオリティを見てしまうと「はやくレベルで単座も出してくれないかな〜」なんて思わざるを得ない。マイナーリーグ落ちはしてないが、そろそろいっぱいいっぱいなんじゃないでしょーかねェ。


ともあれ今回は塗装が勝負どころだから、とりあえずプロポーションが良ければなんとか見られるモノになるでしょう。そんなワケでほとんど素組み。ちなみに、そんなワケがなくてもいつも素組みじゃん、とゆーツッコミをするアナタは、間違ってます。(笑)


赤白のカラーリングは、ほとんど塗装で行いました。フジミの限定版デカールも用意してたのですが、使ったのは何点かのマーキングだけです。線引き(?)は雑誌等の写真を参考にしました。ほんで一番手こずったのがセンタータンク。フジミのデカールは寸法が合いそうもなく、文字も実機とは少し違っていたので、少し迷った挙句に使用を断念。結局、ハセガワ1/72の限定デカールを1.5倍に拡大コピーしたものをマスキングの寸法取りに使って、テープでマスキング。文字は自作デカールとしました。直線がケッコー歪んでしまって見苦しいトコもあるんですが、例によって置いて飾れば目立たない所なんで、そのまま気づかぬフリとします。(笑)
ソレ以外はまぁ、ほとんど直線ばっかしなんで、根気だけのマスキング勝負ですな。てゆーかケッコー楽しい。ほんで塗装してマスキングを剥がすと・・・機種左右、キャノピー脇を通る細い白線がちょっと太かったかもしれませんが・・・まぁこんなモンでしょ。

ステンシルのデカールはTWOBOBSのF-15DJ・飛行教導隊用のを使用。以前に作った306sq・20周年記念塗装機で使ったやつの余り(1枚で2機分入ってるのだ)です。あとはフジミのデカールを何点か。そんなワケでハセガワ製のデカールは使いませんでした。
そんで、半ツヤのクリアーを上から軽〜く吹いて、脚だのパイロンだのと、小物をくっつけてって、完成です。


う〜ん。目立ちます。でも疾走感があってなかなか良い。ブルーのT-4にも通ずるセンスの良さを感じます。

(2005・9・19)


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