・・・本当はね、ホント言うとね、ヨンパチで作りたーい！のだ。それに蒼ファントム、そして他にも応用で作りたい戦競等の機体がいっ・・・・くらでも！！！いくらでもあるのだが、メーカーはそんなアタクシのキモチなどつゆ知らず（知る訳ないか）、いまだデカールを出す気配を見せない。それにプラッツで出した1/72蒼ファントム用のデカールは、実機がF-15と同色である制空迷彩の機体がベースになっているので、良く見るとステンシルの地色グレーが濃く、上面ガルグレイ+下面白の機体用として使うには無理があるのかもしれない・・・と思い始めたので、ヨンパチが出る前に試しに1/72で・・・ということで作ってみたワケです。ちなみに今回貼ったデカールは、ハセガワが最初に出した「８ｓｑ パンサーズ」というキットのデカールです。コレも制空迷彩がベースですが、下地は比較的明るいグレーで、あとどーゆーワケかステンシルが黒じゃなくて濃いグレーで書かれているので、暗い機体色の蒼ファントムには具合が良いのかもしれません。が、実機と違うからか、次に出た「２００３年戦競」仕様では、より暗い下地グレーに、黒いステンシルでした。コレはプラッツの「８ｓｑ・F-2迷彩」デカールも、ほぼ同様です。ハセガワの改訂版やプラッツのは、まだ貼ったことがないので、貼ってみるとどーゆー具合になるか、イマイチ見当がつきません。
で、機体下面ですが、モトは白塗装なのでグレー地のデカールはチト違和感があるかな、と心配でしたが、まぁアタクシとしてはどーにかガマンできる範囲。ちなみにこの機体の下面は実機の写真を見てMrカラーの308番・・・だろう、と踏んで塗ってみたのですが、まぁだいたい近いセン行ってるかなと思います。で、デカールの下地グレーは、この308番よりは明るいです。
あ、それと、塗装がムラに見えるのは、実機もかなり薄く塗っててボカシ入ってるので、そのへんを意識してみました。
鮫口等の戦競マーキングは、かなり前に出たF-4EJ・20周年のキットのデカールに’９２年戦競機のも入っていたので、ソレを使用しました。・・・が、コレがまた硬いのなんの。段のあるバルカン砲のところに貼る鮫口は、綿棒でムリヤリ馴染ませようとしたらぺりっと割れちゃったりして、まぁ貼るのに苦労しました。そんなワケでココはまたデカールフィット強力型の出番でした。やっぱり強いぞデカールフィット！ってなワケで、塗ってしばらくしたらコイツもグズグズになりました。
で、最後につや消しのクリアを吹いたりしてツヤ調整し、脚とかキャノピーとかの小物を付けてったりして、完成しました。
ちなみにキットは機首のピトー管を金属で作り変えた以外はほとんどストレート組み。シートベルトもつけてません。
・・・それにしても’９２年戦競って、考えてみたらもう10年以上前のことなのね・・・。
