オマケ
晴れの特異日と言われながら、ココまでカッキーンと晴れたのは久しぶりな気がする。ちなみに中止になったけど昨年の同日は雨、一昨年は雨交じりの曇り、その前は晴れという分類ながら雲高が低くてフライトは制限があったと記憶しています。で、さらにその前が、今回と同じような晴れ。・・・まぁ、空模様はともかく、フライトまで中止になったことはほとんどない（と思う）から、やっぱ特異なのかな。
ただ入間は晴れたら晴れたで午前中は逆光で写真的にキビシイ。が、午後になってブルーが飛ぶ頃はキレイな順光で、秋空に白い機体がよく映えます。
それに、ここ最近の入間基地祭は他の基地と比較すると、ブルーの演技が終わった後にも見せ場が多い。地上展示機のF-15が帰投がてらに行う飛行展示はキチンとプログラムにも記してあるし、今年は無かったけど、ブルーの後に総飛がフライトすることもよくあった。これが、帰るお客さん渋滞を分散しようという配慮だとしたら効果は出ているように思う。また今年は会場のレイアウトにも工夫がありました。タキシーウェイの工事をしたことも関係あるのかもしれませんが、会場は奥行きをはじめ解放区が広くなって、ブルーをはじめ展示機の並べ方も、お客さんがうまく分散するように考慮したと思われるフシがあります。
・・・が、なにしろ２１万人です。会場の北端と南端の後方（格納庫寄り）は比較的余裕（っつってもカメラバッグを下に置いて撮影ができるって程度ね（笑））はあったけど、ゲートから会場に向かう大通りの会場付近は、お昼前になるとホラやっぱりの満員電車状態。モノを落とすとしゃがんで拾うこともままならない。やしちさんと一緒に「すみませーん！降りまーす！」と言いながらくぐり抜けようとしたんですが、隣にいた老夫婦にウケた以外は効果ナシ。会場を南北に縦断するのに35分かかりました。「シートを敷いてのご見物はご遠慮ください」というアナウンスは再三再四かけてるけど（こんな放送は入間でしか聞いたことがないぞ（笑））焼け石に水だぁね。もーある意味「入間航空祭名物」だし（笑）。
ま、そんなワケなんで、アタクシのバヤイ航空祭当日はお土産や弁当を買うのはおろか、トイレすら行かない。まずは朝イチしか見ることができない地上展示機を撮り、あとは会場の南端か北端に腰をすえて、飛んでる機体を撮る。すっかりシステマチックに行動してます。（笑）
そーいえばガキの頃は「雄飛」カレンダーと徳永氏の「世界の戦闘機カレンダー」を買うのが毎年のお約束だったのだけど、まだ売ってるのかな？帰りがけに立ち寄ってみたけど、ドコももう店をたたんでるところでした。ガクッ。
今年は地上展示機に蒼ファントムと飛実団のF-2が来てたからアレですが、ありきたりな展示機だと地上展示は撮らないコトも多いです。ＥＯＳに換えてから機材も重くなって行動半径が狭くなったし、明日も仕事あるし（笑）、ペース配分っちゅーか、計画的に行動しないとね（笑）。そもそも入間の会場は人ばっかで写真が撮りやすいワケでなく、米軍も飛来せず、いわゆるマニア受けのする航空祭ではないと思うのだが・・・。
ただ今回は、飛行展示はみんな張り切って飛んでいたように思います。ブルーはもちろんのこと、地元の機体や、母基地に帰る地上展示機たちも、みんな一生懸命というか、ノリノリでやっていたように見受けられました。２年ぶりで、しかも絶好の航空祭日和であったこともあるのでしょうか。あくまで見た目の印象ですが、楽しんでフライトしているようなカンジがして、それはとても良かったです。コレでこそ、エアのショーってモンですな！