痛い目シリーズ 横須賀基地の巻
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1999年7月24日。米空母コンステレーションが横須賀に寄港し、一般公開を行いました。艦載機は載せっぱなしらしいとのことで、あらかじめ調べてみたら・・・おお!’76年に入間で行われた国際航空宇宙ショーに参加して強烈なデモフライトを行い、当時小学2年生だったアタクシの人生を狂わせた、VF−2のF−14が配属されてるらしいでないの!しかも、まだ見たことのないD型!スーパーなトムキャットだぁ!こんなチャンスはそうそうないど!・・・ってなワケで、電車で行ってまいりました。

12:30頃、現地到着。・・・が、エライ長蛇の列。最後尾についてからゲートにたどりつくまで計ってみたら25分でした。その間、救急車のサイレンを3〜4回聞きました。その日、横須賀は紫外線が強かった。
ゲートで荷物検査やって、そこからコニーちゃんまで15分くらい。そこでまた空母乗るのに長蛇の列、しかも太い。そのくせボーディングラダーは人が二列やっと通れるくらいのが2本だけ。おまけに入場者数制限みたいにしてちびりちびり通してたりするから、列なんか動きゃしない。しかも炎天下・・・。その上空を報道のヘリかなんかが低空でぐるぐる頭上をまわってやがる。うるせえったらありゃしない。ゲートと同じく計ってみたら、1時間と10分ぐらいでした。ワオ!ここでも救急車らしきサイレンは鳴り止まなかった。しかも列が車道まで膨らんじゃっててなかなか通れないみたいで、メガホンで「道開けてください」って。でもこっちだって満員電車みたいで身動きとれないんだわ。アレじゃ救急車のドライバーもウチらのことを、ボーリングのピンみたいになぎ倒してやろうかと思ったんじゃないかな。
・・・で、やっとこさで空母にたどり着く。映画「ファイナルカウントダウン」で見たのと同じよーなボーディングラダーで甲板直下の格納庫へ上がる。入場者数をコントロールしているおかげで空母内は動きやすかった。

そしていよいよ飛行甲板へ。本来は機体を運ぶ、例のデカいエレベーターで、大勢のお客さんをいっぺんに上げる。なかなか得がたい経験ではありますな。そして・・・おお!いるわいるわの艦載機!展示してるとゆーよりは、ただ繋留しているだけにしか見えないけど、そのナマナマしさがまたイイやね。そして端からぐるー・・・っと見て回ると・・・あった!あったぞF14!・・・の、ノーマークやんけ!!
空母乗る前に並んでるときからF/A-18が見えて、VFA-137のCAG機がロービジだったんで、あれー・・・とは思ったんだけど、よりによってノーマークを手前に持ってくることはないじゃんねェ。あの入間で目に焼きついたラングレイ・ストライプとの再会を期待してたのに・・・。うわーガックリ。
かつて厚木がベースだったVFA-151もマークを一新(っつーかF-4のデザイン復活?)してコッチにいたけど、イイ写真は撮れなかった。

そしてしばし飛行甲板をブラブラしたあと、再びデカいエレベーター(降り専用)にて格納庫へ。ココは各飛行隊の売店がありました。写真的には目論見がまんまとハズれた失意のえちご屋に、さらに追い討ちをかけるようにVF−2の売店のがいちいち高いんだわ。ハイネック6000円、ポロシャツ8000円、 こらーっ!スコードロンのワッペンはないって言うし、帽子もないし…。トドメはMサイズがないと来たもんだ。マケないってんだったらノーサンキューだよーだ。まあ他の部隊もMサイズはなかったんだけど。「洗濯すれば縮むから大丈夫だよ」って、ああたねぇ・・・。まあそれで他部隊のはハイネック3000円だったから買っちゃった。ちなみに撮った写真の枚数は合計39枚。 ン?

ま、とりあえずめったに見られないであろう艦載機は見ることができたし、お天気も良かったし、思いがけずBeeさんたちと会ったし、それなりに楽しかった1日でした・・・アレさえ見なければ。見ない方がシアワセだった・・・アレは。


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