'01 三沢航空祭
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行ってまいりました。今年も前日の夕方に到着して三沢市内で一杯やって(ホントは一杯どころか10杯以上だったと思うけど)、サケで体内を清めてから当日に臨みました。・・・そして当日。軽い吐き気と共に目が覚めました。うー、今年も二日酔い・・・。一昨年のケータイ紛失事件といい、どーもアタクシには学習能力が無いみたい。・・・しかしですね、今年もやっぱしウマイ酒だったのよー。まあ、毎度のことなんですけど。
当日、ゲート到着は08:30過ぎ。ちょっと寝坊しました。ゲートはとっくに開いていたようです。曇り空でチト蒸し暑い。二日酔いにはあんまし好ましいお天気ではありませんな。うーキモチわるー。せめてゲートから会場までの距離がこれの半分だったら・・・。

フライトは、朝は雲がベタ低くてキャンセル続出。オープニングフライトは遅れて離陸だけはしたもののそれっきり帰ってこない。続く千歳から飛来する201sqのF−15×2機による飛行展示も、1機づつに分かれてGCAでのローパス一度のみ。それも会場右手にべったり貼りついてる雲の中からいきなり出てくるよーな状態。コレじゃ機動飛行なんて無理なハナシです。
三沢ヘリ空隊の飛行展示は今年もでかいバケツを吊り下げて消火デモ。カメラ構えてみるよりナマで見てる方が面白い。
8sqのF−4によるAG展示は天候不良でキャンセル。あいたたー。コレも楽しみにしてたのにー・・・。

11:00過ぎ。 ボチボチお天気も回復してきて、NFのF/A−18単機のデモフライトが始まる頃には基地上空だけグッドな青空。会場右手にはまだ雲が漂ってはいましたが・・・。で、写真にはならないが見ごたえ充分の18のフライトに続いて、いよいよ3sqF−2の飛行展示。1機でのフライトでした。やっぱし遠くて500mmではちとキビシイ・・・。なんだかピントも合わせにくい。迷彩の完成度が高いってコトですかねェ。機体のシルエットや音はF−16にソックリでもフライトの印象がどこか16とは違う。また15とも違う。コレは写真では伝えようがありませんです。まあ近いうちに全国の航空祭で見られることになるのだろうと思いますが。
その後に、オープニングフライトのために上がっていた各々3機づつのF−4・F−2・T−4・F−16の編隊が続々とパス。いきなりだったんで撮りそこねました。
次はブルーインパルスJrの展示飛行(?)。本家ブルーの列線の前での演技でした。まあコレは脚立が無いと撮れませんで、この時はアタクシお買い物タイム。サケもだいぶ抜けて来たしね。というワケで売店をうろついてみましたが、今年はコレといったモノがない。売店の数もいつもどおりですが、品揃えがドコもおんなじよーなカンジ。いわゆる飛行隊オリジナルグッズが無い。某雑誌の通販コーナーにあるよーなのばっかしで「ココでしか買えないよー!」ってのがあんまり無いのだ。3sqの肩パッチの文字がF−1からF−2に変わったのをやっとこさ見つけて買ったぐらいです。あ、北支ではワッペンが売り切れてました。ま、これは去年買ったからイイけどさ。そんなんで売店めぐりはほとんど冷やかしで終わってしまいました。米軍の方へ行けばいいモノもあったかもしれないけど、二日酔いと暑さでアッチまで歩く気力がなかったッス。お客さんの数も去年より多い気がするし。

午後になっていよいよ本家プルーインパルスの飛行展示。心配されていたお天気も、午前中とはうってかわって快晴だい!だけどやっぱり4機というのはさびしい・・・。とくに、本来5機か6機で形成されるデルタ隊形が写真のとおりフィンガーチップで、欠けている、足りない、という印象がある。ダイヤモンドや、あるいはエシュロンに置きかえればそういうイメージも薄れるんじゃないかな・・・なんて気もするのですが・・・。まま、これは一時的なコトですし、なにしろ早く6機体制に戻って完全復活を果たしてほしいです。
ソロが無いことで間延びもしていますが、やっていることのスゴさは相変らずで、4機なら遠くても500mmでイケるし、写真栄えします。ちなみにアタクシ、こーゆー青空での白スモークって写真的に好きなんです。・・・が、そろそろカラースモークも見たいなー・・・なんて言うのはゼータクかもしれませんな。



ほいで、この後に例のWWの16単機でのデモフライト。スゴイんですけど例によって遠いから写真にならない。ナマで見てました。彼らはループも360度ロールもアリなんだから見応えがあるのは当然だいねー。というワケで飛行展示は以上。
あ、それと帰投する201sqのF−15DJのアガリは良かった。ハイレートクライムでグイッと上がってってそのまま上昇しつつ、翼を4〜5回振りました。で、「ドコまで行くんだぁ〜〜〜・・・」ってなぐらいまで駆け上がっていってしまいました。写真にはならないけどスゴかったッス。
地上展示機はいつもどおり。F−2と並んで目立ったのはF−1。3sqのラストF−1塗装機で残ってました。用廃機だというハナシです。ちなみに朝は天気が悪かったし、機体の前の人混みは減らなかったしで、せっかくの記念塗装機なのに撮るのを忘れたコトに帰り道で気づいた・・・ショーック!いや、きっと来年まで残って・・・ないやねー。飛んでヨソの航空祭に来るワケもないし。あーガックリ。やっぱし前日のサケが良くないのかなあ・・・。でもねー、解っちゃいるけどヤメラレないのよー。今年もとてもウマイ酒だったしさ。

さて帰り道。温泉に入った後、まっすぐ帰ったのですが、一昨年は会場にケータイを落とし、昨年は東北道で事故による通行止めで高速道路上で立ち往生。さてさて今年は?・・・流星号の右ヘッドライトが切れた。しかもソレをSAのガソリンスタンドの店員さんに言われるまで気づかなかった。ハイビームにするととりわけ明るいな、とはぼんやり感じてはいたのですが・・・。ま、今年のハプニングはこの程度ッス。道中、台風の影響もほとんど無く、クソ眠いんで2回ほどPAで休みつつ、無事に帰れましたとさ。

使ったフィルムは3本。ですがご覧のとおり使えるのは少ない・・・。やっぱし三沢は500mmでもキツイですな。
そんなんで、地元の機体より、復活の兆しが見えてきたプルーインパルスの紹介がメインになってしまった、例によって役に立たない三沢レポートでした。


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