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スケールモデル その12

 F-104J(ハセガワ1/48)航空自衛隊 第2航空団 第203飛行隊
 
※一部の写真はクリックすると拡大表示されます。


 3機目のヨンパチF-104です。今回はとにかく丁寧に、とゆーコトだけで、雑念を振り払って手を動かしていきました。


前回のフジミF-1で、何かちょっと見えたものもあったよーな気もします。一心不乱に、とゆーほどでもないですが、例えばペーパーかけてる時なんかにワケもなくイライラするコトが不思議となくなったりして、穏やかなキモチでつくれました。前回でも書いたよーに、素性は組み立てやすく良いキット、ということもあるかもしれませんが、前回のよーな「ナンだよこの大根おろしリベットは〜!」という失望感を伴ないながらの製作は、今回は全くと言っていいほどありませんでしたね。なにしろ根は大好きなマルヨンですし、久々に楽しんで打ち込めたよーな気がします。


そして、ええ、埋めましたよリベット。主翼、水平尾翼、ラダーにチップタンクのフィンとね。フツーのパテではヒケが出る。瞬着で埋めてもウッカリするとヒケが出る。しかも前回は、瞬着が硬化する際の発熱で水平尾翼は反り返ってしまったりもしたので、今回はポリパテで埋めてみました。過程は下記に記します。
それにしてもリベット埋めるのにポリパテって・・・いや、もう言うまい。自分のできる範囲で最良と思える方法を取るしかないのだ。どんな手段にせよ、とにかく埋めなければ気が済まなかったのだから。それで結果的に上手く行った。それで充分なのよね。


と、ゆーワケで、この表面処理さえ済んでしまえば、もうモンクなしのベストキットと言えましょう。どだいパーフェクトを期待するのが間違っているのだ。味が濃すぎるなら自分で薄めれば良い。濃い味が好きな人だっているワケだし・・・。

で、あとはスラスラと組み上げるだけだが、主翼の取り付けにチト失敗しました。下半角が左右でズレちゃった。
じつは前回でも、2機のうちの1機では、主翼の下半角が左右で均等でなくなってしまった(やや右にバンク気味)ので、今回は気をつけていたのだが・・・またバンクしちゃった。おいおい。用心で主翼は接着していなかったので、胴体の主翼差込口に平の金ヤスリを差し込んで、根気良くショリショリと削って修正してみたのだが、イマイチ完治しなかった・・・。アレは胴体内に主脚庫&主翼受けパーツを挟み込んで接着する際に、何かうまく調整する必要があるよーに思う。のほほんと組み込むとバンクしちゃうんだな。少なくともアタクシのバヤイは。

ま、そんなこんなで、何はともあれ完成です。今回はワケあってケースに入れるコトにしたので、買ってきてそこに入れました。ちなみにタイヤの接地面に0.5mmの穴を開けてピアノ線を差し込み、ベースと固定しています。


リベットをポリパテで埋めてるトコ。埋める必要の無い部分を避けるため、ランナーを削って作ったヘラで少しずつパテを塗っていきました。硬化後のペーパーがけには当て木に消しゴムを使いました。

ある程度ペーパーがけが済んだトコ。この状態だと模型としての精密感が漂いますな。でもこの後、念を入れてG社のベースホワイト1000をエアブラシで吹いた上、丁寧にペーパーがけを施し、下地としました。

(2005・5・5)


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